大学女王の武山玲奈が“美しく”高跳び日本一に 前夜は「眠れなかった」

[ 2021年6月27日 16:30 ]

陸上・日本選手権最終日 ( 2021年6月27日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>女子走り高跳び決勝 跳躍を成功させる武山玲奈(撮影・北條 貴史)
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 女子走り高跳びは、武山玲奈(環太平洋大)が初優勝した。1メートル76まで1本目でクリア。これが決め手になり、1メートル78で並んだ竹内萌に勝利した。竹内は1メートル76の1本目を失敗した。

 「雨が心配だったけど晴れてくれたので、1メートル76まで1回でクリアできた。(1メートル)80を1回でクリアできるようにこれからもっとがんばりたい」

 淡々とした口調で、初の栄冠を喜んだ。前夜は「眠れなかった」と緊張に襲われながら、接戦を制した。中学時代にバスケットボールに励んだ経歴を生かし、高知・大方高で高跳び選手としてのキャリアをスタートさせた。今年6月の日本学生選手権個人でも優勝した4年生。陸上ファンの間ではルックスも話題だ。大学日本一になった勢いのままに、「日本一」に輝いた。 

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