巨人・畠、1カ月ぶり3勝目スルリ 根尾&大島に連続長打浴びて同点 7回途中1失点で降板

[ 2021年5月21日 19:59 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年5月21日    バンテリンD )

<中・巨>6回2死一塁、木下拓を内野ゴロに打ち取り、ガッツポーズを見せる畠 (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人の5年目右腕・畠世周投手(26)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。4試合ぶりとなる勝利投手の権利を得ていた7回に追いつかれて降板し、今季3勝目を逃した。

 昨季の沢村賞左腕・大野雄との投げ合いで投手戦となる中、5回2死まで大野雄に無安打に抑えられていた味方打線は広岡のチーム初安打となる2号ソロで先制。だが、1―0で迎えた7回、畠は1死から大野雄の代打に出た根尾に右翼線二塁打され、続く大島には左翼線適時三塁打を許して1―1の同点。ここで降板となった。なお、ここで畠をリリーフした2番手左腕・高梨は京田を空振り三振、3番手右腕・鍵谷が福田を空振り三振に仕留めてそれ以上の失点は許さなかった。

 畠の投球内容は6回1/3で打者28人に対して108球を投げ、7安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は3つだった。畠は4月21日の阪神戦(東京D)で2勝目を挙げたのを最後に1カ月白星が付いていない。

 ▼巨人・畠 今日はストレートのラインが出せていたので意図したボールを多く投げることができました。ただ、7回は粘りたかったです。代打(根尾選手)の場面はストライクを集めすぎてしまったので、状況を踏まえてもう少し冷静に投球できれば良かったです。

続きを表示

2021年5月21日のニュース