関学大が単独首位に浮上 今秋ドラフト候補の黒原が雨中の完封

[ 2021年5月20日 12:59 ]

関西学生野球春季リーグ 3回戦   関学大1―0近大 ( 2021年5月20日    南港中央 )

<関学大・近大>初回1死一、二塁、近大・柴野琉生を三ゴロに打ち取る関学大・黒原拓未
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 関学大が近大を下し、勝ち点3として単独首位に浮上した。

 今秋ドラフト候補で最速151キロを誇る左腕の黒原拓未(4年=智弁和歌山)が3安打完封。試合開始前から降り続く雨で、ぬかるんだマウンドの悪コンディションだったが「できるだけ力みを少なくして、指先を意識しようと投げました」と冷静さを失わず、曲がりの大きいスライダーを多めに投げ、近大打線に的を絞らせなかった。

 春は93年以来、28年ぶりの優勝へ最も近いところにいる。「狙えるところにいる。みんなで気を引き締めて、何が何でもという気持ち」。22日からの同大戦でもエースが仁王立ちし、栄冠へ突き進む。

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