巨人 原監督「良い準備をファームでもしてくれてる」 コロナ陽性で丸、中島離脱の緊急事態も接戦制す

[ 2021年4月4日 17:07 ]

セ・リーグ   巨人2-1ヤクルト ( 2021年4月4日    東京D )

<巨・ヤ(3)>9回、選手交代を告げる原監督  (撮影・森沢裕)
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 巨人は4日、本拠でヤクルトを2-1で下した。

 コロナ陽性判定のため丸佳浩、中島宏之ら昨日までスタメンに名を連ねた主力を含め計6人が登録抹消される事態。ウィーラーもスタメンを外れた。丸と中島の代わりに重信、香月がスタメン入り。また、試合直前、ウィーラーに代わって立岡が左翼へ入った。

 打線はヤクルト・金久保の前に5回まで2安打と沈黙したが、1点を追う7回に冒頭で同点の追いついた。なおも2死三塁から、今年3月にヤクルトからトレードで移籍した代打・広岡が左越え適時三塁打で勝ち越した。広岡は古巣相手に、移籍後初安打をマークした。先発の今村は7回1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。

 試合後、原監督は決勝打の広岡について「非常に潜在能力を持っているし、スケールの大きい選手。勝利をもたらした長打は価値がある」と称えた。コロナ陽性判定者が出たため大量入れ替えの緊急事態となったが「いい準備をファームでもしてくれてるなと。ファームのスタッフにも感謝したい気持ち」と語った。

 今季初勝利の今村については「前回も良かった。前半ちょっと高めに浮いて苦しんでるかなと思ったけど最少失点で7回を投げ切れた。投手陣は本当によく頑張っている」と評した。8、9回は中川とデラロサと継投して1点差を逃げ切り「2人はそういう点は献身性がある。思うところで投げ切ってくれてる」と話した。

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