DeNA、開幕9戦目で今季初勝利なるか 阪口が今季初登板で5回無失点好投、3点リードで降板

[ 2021年4月4日 16:11 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2021年4月4日    横浜 )

<D・広>DeNA先発の阪口(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの4年目右腕・阪口皓亮投手(21)がチームの今季初勝利が懸かった広島戦(横浜)で今季初登板初先発。首位の広島打線を5回3安打無失点に抑え、勝利投手の権利を得て降板した。このまま勝てば阪口はプロ初勝利、チームは開幕9戦目にして待望の今季初勝利となる。

 阪口は初回、先頭・田中広に遊撃へ打ち返され、一度は遊安と判定されながらも三浦監督のリクエスト成功で遊ゴロとなって1死。試合前までリーグトップの打率・500と好調の菊池涼を空振り三振に仕留めて2死走者なしとした。ここから西川、鈴木誠に連続長短打され二、三塁とピンチを迎えたが、続く松山を空振り三振。初回を無失点で切り抜けた。

 すると、2回の1死一塁も三振ゲッツーで切り抜け、1死から左翼・佐野の落球で俊足の田中広に二塁まで進塁を許した3回も菊池涼、西川を連続遊ゴロで失点せず。5回の2死一、三塁も西川を二ゴロに仕留め、その裏、先頭で打席が回ると代打・宮本を告げられ降板となった。味方打線は3回に神里の今季1号ソロで先制し、4回には宮崎の1号ソロで加点。5回には牧の適時打で3点目を入れ、5回終了時点で3―0とリードを奪っている。

 阪口の投球内容は5回で打者21人に対して112球を投げ、3安打無失点。3三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 ▼DeNA・阪口 こういうチーム状況だったので、勝利の為に全力で腕を振りました。登板前は、心臓が飛び出るぐらい緊張しましたが、チームの皆さんの力があって、何とか抑えることが出来ました。次回登板もチームの為に、腕を振れるようしっかりと調整していきたいです。

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2021年4月4日のニュース