中日・与田監督 5回に代打起用の福留は「何とか点が欲しい時は孝介が1番手」 先発・柳には苦言

[ 2021年3月27日 17:32 ]

セ・リーグ   中日1ー4広島 ( 2021年3月27日    マツダ )

<広・中(2)>5回2死三塁、代打・福留は見逃し三振に倒れベンチに戻る (撮影・奥 調)
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 中日は投打そろって振るわず広島に敗れ、今季初黒星。

 与田監督は4回3失点の先発・柳について1―1の4回に2失点した場面を振り返り「(オープン戦に比べて)感じは良くなっているが、点が取れない我慢比べの時にヒットを打たれ四球。追い込んでから四苦八苦する」と先頭・菊池涼の左前打の後に西川へ与えた四球について指摘した。「気持ちは分かるが、あそこを乗り切るかどうかで、うちの打者がリズムをつくれると思う。次回はそこを克服して欲しい」と語った。

 打線は初回にビシエドの左前適時打で先制点を奪ったものの相手先発・九里に苦戦。

 1―3の5回2死三塁では4回75球の柳に代え、福留を代打で送ったが見逃し三振。「1点でも早く取らないといけない。チャンスならば、どんどん使う。使わないで終わるのはもったいない。何とか点が欲しい時は(福留)孝介が1番手」と説明した。

 3点を追う7回も3四死球で2死満塁の好機をもらったが、大島が初球を二ゴロにし、反撃は終了。それでも指揮官は「四球で苦しんでいる投手の初球の甘い球を打ちにいったのは間違いではない。仕留められなかったが、攻撃的に攻めるのは良し」と積極性を評価し、攻めることはなかった。

 最終回は相手の新守護神・栗林に3者凡退に封じられ「巧みに変化球で攻めてくる。中々、攻略が難しそうな手強さを感じた。何とかしないと」と新人右腕に警戒心を強めた。

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2021年3月27日のニュース