安田猛さん死去 田淵幸一氏が思い出を語る 漫画「がんばれ!!タブチくん!!」で不思議な縁

[ 2021年2月21日 20:27 ]

1976年ヤクルト対阪神 完投勝利を飾り応援団長とバンザイする安田猛さん(右)
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 元ヤクルト投手の安田猛さんの死去を受け、本紙評論家の田淵幸一氏がコメントを寄せた。

 学年は法大の田淵氏が1年上。早大の安田さんとは「六大学の頃からずっと戦っていた。取っては投げ、取っては投げ。リズムが早かった」と振り返り、「残念だね…」と長きにわたって戦った好敵手の死を惜しんだ。

 プロでも阪神、ヤクルトの一員として何度も対戦。「とにかくボールが高めに来ない。四球も出さない」と田淵氏。安田さんは「左キラー」として鳴らしたが、右打者の田淵氏は「彼からあまり打った記憶がない」という。

 安田さんはヤクルト時代の73年、81イニング連続無四死球のプロ野球記録を作った。その記録が途切れたのが同年9月9日の阪神戦(甲子園)。同点の9回2死二塁の場面で、敬遠の四球で歩かせたのが田淵氏だった。実は記録がスタートする前の最後の四球も田淵氏。これも同様に敬遠だった。

 また、2人には「漫画」という共通点もある。田淵氏をモデルにした、いしいひさいち作の漫画「がんばれ!!タブチくん!!」には、安田さんをモデルにしたヤスダ投手が登場。多くのファンの記憶に刻まれている。

 田淵氏は「漫画でも一緒になったし、不思議な縁もあったね。あの漫画は映画にもなった。ファンはそのイメージも強いんじゃないかな」と振り返った。

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