広島ドラ2「おとなしそうな顔」森浦が評価急上昇中 無死満塁を無失点 佐々岡監督「ブルペンとは違う」 

[ 2021年2月21日 21:20 ]

練習試合   広島3ー4阪神(特別ルール) ( 2021年2月21日    宜野座球場 )

<神・広>5回途中から緊急登板した広島・森浦(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 広島ドラフト2位・森浦大輔投手(22=天理大)は、絶体絶命から無失点とする粘りの投球でアピールした。

 5回、床田が糸井に死球を与えたところでアクシデントが起きたとみられ降板し、緊急登板となった。高山を四球とし、持ち前の制球力を発揮できずに無死満塁としながらも慌てなかった。

 原口を3ボールから冷静にフルカウントと立て直して中直に打ち取ると、二塁走者が戻りきれずに併殺。2死一、三塁とし、山本を139キロの直球で遊ゴロにして切り抜けた。

 直球は140キロ前後とブルペンで見栄えするタイプではない。キャンプ序盤から直球の質の向上を求めてきた佐々岡監督は、「結果的にゼロで抑えたところは自信にしていい。実戦タイプかな……と思う。打者に対してしっかりと向かっていっている。おとなしそうな顔をしているけど、マウンドで変わる。声を出して投げているし、ブルペンとは違うところを出してくれている」と高評価した。

続きを表示

2021年2月21日のニュース