静岡県中学選抜野球大会 「長井崎中」40年の歴史に幕、逆転サヨナラ負け 4月から小中一貫学校に

[ 2021年2月21日 17:19 ]

<長井崎・高洲>無念の逆転サヨナラ負けを喫した長井崎ナイン
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 第51回静岡県中学選抜野球大会は21日、焼津球場ほかで1回戦8試合が行われた。3月いっぱいで閉校が決まっている31年ぶり3度目出場の長井崎(沼津)は、1―2で高洲(藤枝)に逆転サヨナラ負けを喫した。

 34年ぶりの白星がスルリと逃げた。1点リードで迎えた7回最終回の守り。好投を続けてきた主将のエース左腕・原田勇磨(2年)が1死を奪い、あと2人の状況から雲行きが怪しくなる。失策と振り逃げなどで二、三塁とピンチを広げ、続く大石の右飛が本塁方向への強風で戻されて二塁打となり同点に。さらに続く土屋に投前スクイズ(内野安打)を決められた。

 「悔しいです」とムードメーカー石倉悠大一塁手(2年)が目を潤ませ、閉校と同時に定年退職を迎える菊地義明監督(60)も「ツメが甘かった。でも選手は本当に頑張りました」とナインの労をねぎらった。新型コロナウイルスの影響で対外試合が一切できず大会に突入。打てないことは覚悟の上だったが、相手の3投手に無安打(敵失で1点奪取)に抑え込まれた打撃力の向上が夏に向けた今後への課題になる。

 4月からは「長井崎小中一貫学校」と生まれ変わる。「長井崎中」としては40年の歴史に幕を閉じるが、「頑張ります」と声を張り上げた原田を中心としたナインが新時代への架け橋となる。(小澤 秀人)

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