中日・藤嶋「引いて押す感じ」フォーム微修正で守護神の座狙う

[ 2021年1月18日 18:26 ]

稲葉トレーナーが見守る中、ブルペン入りした藤嶋(手前)
Photo By スポニチ

 中日の藤嶋が自主トレを行っている沖縄・読谷でブルペン入り。「無駄な動きをしないように。(踏み出す)左足の地面の力をもらいリリースに持って行くイメージです」とコンパクトな腕の振りから力感ある球を投げ込んだ。

 昨季はブルペンの一角として期待されながら、26試合で防御率3・91と安定感を欠いた。投球動作を見直し、大ぶりになっていたフォームを反省。「腕を回して投げるのでなく、引いて押す感じ」と微修正に取り組む。

 プロ1年目から個人トレーナーとして右腕を支えるパーソナルトレーニングジム「BCプロジェクト」(名古屋市)の稲葉弘泰氏(43)も「無駄な動きが減ると、コントロールが良くなるし、フォローがしっかりして、球が速くなる」と支持。「今年は150キロも見えてきた」と最速147キロからの大台突破にも太鼓判を押した。

 昨季は祖父江や福が最優秀中継ぎを獲得するなど救援陣は鉄壁を誇った。「自分も負けないように泥臭く」と雪辱を誓う。

 「一番大事なのはチームの力になること」とした上で、目標とする守護神も「チャンスがあれば狙うべき」と力を込めた。

続きを表示

2021年1月18日のニュース