ソフトバンク・甲斐野が結婚 お相手は東洋大時代から支えてくれた1歳上の一般女性

[ 2021年1月9日 05:30 ]

結婚を公表した甲斐野は奥さんの似顔絵の頭をなで笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの甲斐野央投手(24)が8日、結婚を公表した。お相手は静岡県出身で1歳年上の一般女性(25)。東洋大時代から約5年間の交際を実らせて、大安の2日に婚姻届を提出した。1年目の19年はチーム最多65試合に中継ぎ登板。侍ジャパン入りも経験したが昨季は春に右肘を痛め1軍登板なし。生涯の伴侶を得て今季はリハビリから、完全復活へと歩きだす。

 リハビリ組の始動日となったこの日、甲斐野は筑後ファーム施設のサブグラウンドでのインターバル走で、復帰に向けて駆けだした。調整後、寒空の下で照れ笑いを浮かべつつ、慶事を報告をした。

 「私事ですが、結婚しました!プロに行けるか行けないかのときから、しんどいときも、ずっとずっと支えてもらった。凄く明るくて、凄くしっかりとした人ですね」

 大学2年時に先輩と共通の知人として知り合い、交際に発展。昨年12月に筑後の選手寮を退寮し福岡市内で新婚生活を始めている。「手料理も凄いし、ありがたい」とのろけるアナウンサー風の清楚(せいそ)系美女だという。

 プロ入りしてから“天国から地獄”といえる2年間も、当時交際中だった新妻と一緒だったから耐えられた。ルーキーイヤーの19年は65試合に登板し3年連続日本一に貢献。侍ジャパンではプレミア12に出場。世界一にもなった。

 しかし、翌20年は故障に泣かされた。昨春キャンプで右肘じん帯損傷で離脱し手術。自身の血小板を注入し組織修復を図る「PRP注射」も受けたが復調せず。12月には「右肘関節鏡視下関節形成術」の手術を受けた。

 今季は1200万円減の3800万円で契約を更改。リハビリから復活への道が始まる。「順調に行けば、1月後半から球を投げだします」とプランを語る。

 福岡市内を2人でドライブ中に新妻に言われた言葉が何よりのカンフル剤だ。「ここで、稼がな!頑張ってくれよ!」。地道なリハビリでもパートナーがいれば慌てない。乗り越えられる。「守るものもできた。嫁、自分のためにも、もっともっと周りの人を幸せに、元気を与えられたらいいと思います」。最愛のパートナーと二人三脚で、うなる剛腕復活へ。甲斐野は決意を新たにした。

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2021年1月9日のニュース