TBS「戦力外通告」 元巨人・田原「全然まだ投げられる」トライアウト前日に長男と交わした“約束”

[ 2020年12月26日 17:30 ]

29日に放送される「プロ野球戦力外通告」(C)TBS
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 TBSは29日に「プロ野球戦力外通告」(後11・30)を放送する。戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族に密着。今回は、田原誠次投手(31=元巨人)、浜矢広大投手(27=元DeNA)、田城飛翔外野手(21=元ソフトバンク)の3選手が出演する。

 貴重なサイドスローの中継ぎとして巨人のブルペンを支えた田原。しかし、プロ9年目の今季は初めて1軍登板がないままシーズン終了を迎え、非情の戦力外通告。「全然まだ投げられるし、出来ないからクビになったという感じは僕の中でない。現実を受け止められない」と語る。

 2歳年上の妻と2人の子どもと暮らす右腕。「家族のためにお金を稼ぐのもそうだし、応援してくれるから頑張る姿を見せたい」とトライアウトの受験を決意する。運命の大一番の前日に長男と“ある約束”を交わし、家族が見守る中でマウンドに上がる。

 2人目の浜矢は、幼い2人の息子をもつ父親。4歳年上の妻は、「終わりは始まりじゃないけど、この戦力外を転機として、前向きにとらえていかないと」と現役続行への思いを後押しする。

 3人目の田城は育成契約の現状を打破するため、来季契約の打診があったにも関わらず、自らの意思でソフトバンクを退団。自身の可能性に懸ける異例の挑戦に密着する。

 今年で17回目の放送となる同番組。ナレーターは東山紀之(54)が務める。

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