野村克則氏 父・克也氏の「毎日スポーツ人賞」功労賞受賞に形見身に着け登壇「ありがたい」

[ 2020年12月5日 05:30 ]

<2020毎日スポーツ人賞表彰式>人見絹枝ブロンズ像を持つ(左から)新人賞の大谷桃子、グランプリの佐藤琢磨、功労賞の故・野村克也氏の息子の野村克則氏(撮影・篠原岳夫)
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 「2020毎日スポーツ人賞」(スポーツニッポン新聞社共催)の表彰式が4日、東京ドームホテルで行われ、今年2月に84歳で亡くなった元プロ野球の野村克也さんに功労賞が贈られた。代理出席した息子の楽天・野村克則育成捕手コーチ(47)は、形見を身に着け登壇。偉大な父に加わった新たな勲章を喜んだ。グランプリには今年8月に世界三大レースの一つ、インディアナポリス500(インディ500)で3年ぶり2度目の制覇を果たした佐藤琢磨(43=ホンダ)が選ばれた。

 改めてその偉大さが分かった。功労賞の受賞。球界へ残した功績の大きさが伝わってくる。今年2月に他界してから約10カ月。その亡き父に代わって表彰式に出席した野村克則氏は、かみしめるように言った。

 「亡くなっても、なお父の残した功績を称えてもらってありがたいです。改めて偉大さを感じます」。胸に光る監督1500勝の記念バッジ、そしてネクタイも生前に克也氏が愛用したものだ。「父が受けた賞なので。今日は一緒に賞を受けるつもりで(身に)着けて来ました」。克則氏は笑顔で、胸を張って表彰を受けた。

 現役時代は生涯一捕手として史上初の3000試合出場。数々のタイトルを獲得し、監督でも「ID野球」で監督通算1565勝を挙げた。昭和、平成に残した功績は計り知れない。「今ここ(表彰式)に立たせてもらっているのも父のおかげです。父が残したものは本当に凄い」

 その偉大な克也氏との「お別れ会」はコロナ禍で3月から延期されたままだ。開催について「状況を見て判断したい」と克則氏。お別れの前にまた一つ勲章が加わった。

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