楽天・鈴木大　7番で一発　状況に対応し四球、二塁打「場面によってやるべきことは違う」

練習試合   楽天1－1西武 （ 2020年6月10日    メットライフドーム ）

P説訂正　鈴木→鈴木大＜練習試合　西・楽＞2回2死、右越えにソロ本塁打を放った鈴木大（撮影・西海健太郎）
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　短く持ったバットで、150キロの内角直球を完璧に捉えた。2回、楽天・鈴木大が今井から右越えソロ。練習試合再開後初本塁打に手応えを口にした。

　「開幕が近づいてきたので1本出てよかった。相手がいい投手なので自信になる」。練習試合再開後、打順は2、5番を経験し、この日は7番で出場。「打順は意識していない。場面によってやるべきことは違う」と話すが、どの打順でも対応する。4回1死二塁では四球を選び、7回先頭では左翼線二塁打。「（本塁打の）後の打席で逆方向に打てたのはよかった」と全打席出塁で存在感は高まるばかりだ。ロッテからFA移籍。活動自粛期間を経て、難しい調整が続くが「ピッチャーとの感覚（の調整）は先週で終わったと思っている」と開幕へ向けて確実に仕上げてきた。

　同じくロッテから移籍し、この日先発だった涌井とともに今季のチームの目玉になる。「打順だったりポジションだったりに、しっかり順応していきたい」。新天地でのプロ9年目。準備は万端だ。　（春川　英樹）

　▼楽天・涌井（古巣の西武相手に4回2安打無失点）バッターの反応とかを見たかった。そこそこいい球があったので良かった。