DeNA・佐野　4番で2戦連発！初回には適時二塁打、4番の仕事ぶり「チャンスで打点挙げられるように」

練習試合   DeNA8－8巨人 （ 2020年6月10日    東京ドーム ）

練習試合＜D・巨＞4回1死、沼田（左）からソロ本塁打を放つ佐野（撮影・木村　揚輔）
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　新4番が一気に調子を上げてきた。DeNA・佐野が4回に2戦連発のソロ。沼田の直球を右翼席中段まで運び「強いスイングができた」と胸を張った。

　初回にはオースティンとソトの連続四球でつくった1死一、二塁で左中間を破る適時二塁打。強力打線の中心で「前の打者の出塁率が高い。チャンスで回ってきたときは打点を挙げられるように」と4番の仕事を果たした。

　7日に練習試合6試合目で待望の初安打を放つと、休日を挟んだ前日には一発を含む3安打。この日も2安打3打点で不安を振り払った。打てない間もラミレス監督は「30～40打席立てば準備できる」と声を掛け、筒香（現レイズ）に代わる4番兼主将に絶大な信頼を寄せてきた。この日で34打席を終えた佐野は「ポジティブな言葉をもらっていて、本当にその通りになっている」と感謝した。　（町田　利衣）

　▼DeNA・ロペス（7回にビエイラから左越えソロ）球が速い投手と分かっていたので、積極的に打っていきました。