強竜打線また着火! 練習試合16発は12球団ダントツ 昨季長打不足に泣いた与田監督「この状態続けて」

[ 2020年6月11日 05:30 ]

練習試合   中日10-4ロッテ ( 2020年6月10日    ZOZOマリン )

<練習試合 ロ・中>2回2死二塁から大島は右越え2ランを放ちベンチに迎えられる(撮影・長久保 豊)
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 猛打が止まらない。中日が2試合連続の14安打を放ち3本塁打で10得点大勝。再開後の練習試合計8戦で16発と、驚異の1試合2本ペースで本塁打を量産し続けている。もちろん12球団でダントツの数字だ。

 マリン特有の打者には不利な向かい風が強く吹いていたが、ものともしない。2回に大島が右越え2ランを放つと、6回には阿部が左越えへソロ弾。9回には昨季0発の武田が左翼席へ2ランをたたき込んだ。2ランを含め3安打の大島は「しっかり自分のスイングで打てた。いいポイントで、バットの出し方も良かった」と手応え十分だ。

 与田監督も打線の好調ぶりに目を細める。特に核弾頭の大島と、出場した練習試合全戦で安打を放っている主砲のビシエドには「チームのムードが良くなる。この状態を続けてほしい」と信頼感を強調する。昨季のチーム本塁打90は12球団ワーストと長打不足に苦しんだが、不安を一掃するような一発攻勢。強竜打線復活の予感が漂ってきた。(北野 将市)

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2020年6月11日のニュース