高校野球交流試合開催で“先輩”がエール 日本ハム・中田「最高の舞台で思う存分楽しんで」

[ 2020年6月11日 05:30 ]

 日本高野連は10日、大阪市内で理事会を開き「2020年 甲子園高校野球交流試合(仮称)」の実施を決定した。新型コロナウイルス感染拡大のため中止とした今春の第92回選抜高校野球大会に出場予定だった32校を招待。同じく中止とした全国高校野球選手権大会の期間中に甲子園球場を使用し、それぞれが1試合の対抗試合を行う。

【先輩球児がエール】
 ▼巨人・原監督(東海大相模卒)目標ができたことが何よりだと思う。選手たちは本当に野球人生がスタートしたばかり。主催者の皆さまに感謝をして、素晴らしい戦いをしてもらいたい。

 ▼日本ハム・中田(大阪桐蔭卒)球児たちにとって最高の瞬間になると思います。最高の舞台で思う存分楽しんでもらいたいです。

 ▼中日・石川昂(東邦卒。19年センバツで優勝)本来の選抜大会とは違いますが、甲子園で試合ができる喜びを感じて、全力で頑張ってもらいたいです。

 ▼中日・根尾(大阪桐蔭卒。18年甲子園春夏連覇)試合ができることに感謝して、思い切ってプレーしてもらいたいです。

 ▼西武・源田(大分商卒)3年生にとって発表会のような場になれば。思い出になる。本当に楽しんでもらいたい。

 ▼西武・森(大阪桐蔭卒。12年春夏連覇)このまま試合をせず引退は悲しい。1試合でもできるのはよかったと思う。

 ▼西武・高橋光(前橋育英卒。13年夏優勝)甲子園を目標に取り組んできているので一瞬一瞬を楽しんでもらいたい。

 ▼西武・今井(作新学院卒。16年夏優勝)球児にとってもうれしい機会。思い切ってプレーしてほしい。出場できない高校の分まで全力で。

 ▼楽天・黒川(智弁和歌山卒。昨夏まで5季連続出場)後輩たちはセンバツが中止になった後も“野球の神様が見てくれている”と練習してきましたからね。楽しさを味わってほしいです。

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2020年6月11日のニュース