オリ安達 通算1000試合出場へ意欲 同じ潰瘍性大腸炎のBリーグ・岸本と共闘誓う

[ 2020年5月16日 05:30 ]

オンライン取材に応じたオリックス・安達(球団提供)
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 オリックス・安達が15日、京セラドーム大阪での自主練習後オンライン取材に応じた。過去504人が達成した通算1000試合出場へ、あと「114」。試合数や日程の問題など今季中の達成は不透明な状況だが、大台到達に意欲を示した。

 「日程もカツカツになるだろうし、どうなるか分からないですけど、プロ野球選手でいる以上、1000試合は出たいですね」

 最短6月19日開幕、120試合程度と目安が示された中で、高いハードルに挑む。16年に難病指定の潰瘍性大腸炎を発症。体調不良と向き合いながら、高い守備力でチームの危機を救ってきた。西村監督からは正遊撃手で起用される方針を明言されている。コロナ禍を避けるため移動を含めたハードスケジュールが予想されるが、フル出場を目指す。

 今月13日、同じ潰瘍性大腸炎を患ったと発表したBリーグ・琉球ゴールデンキングスの岸本隆一(29)に、SNSを通じてエールを送った。「面識はないですが、同じアスリートとしてお互い頑張ろう、と」。グラウンドに立ち続け、同じ病気と闘う人たちにも勇気を届ける。(湯澤 涼)

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