白血病と闘う北別府さん 本気で検討した長男結婚の「オンラインご挨拶」もコロナ収束なら「両家顔合わせ」

[ 2020年5月4日 19:23 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が4日、自身のブログを更新。過去に自身のブログでも報告し、実施するか検討したという「オンライン○○○」の答えが「オンラインご挨拶(あいさつ)」だったことを明かした。

 北別府さんは「長男の彼女さんが今年の1月に仕事を辞めて、広島に来てくれました!! 宮崎出身でご挨拶に伺おうと予定していたら私が発症。宮崎のご両親がこちらに来てくださるという話になったら、コロナ騒動。きちんとご挨拶も出来ずに本当に申し訳ないと思います」と、長男が結婚間近であることを明かして、オンラインによる両家ご挨拶を本格的に検討していたことを告白。「本気でオンライン顔合わせを考えましたが、そんなにこのウィルスも続くまい、と願って、このコロナ禍が治まったら、両家の顔合わせを楽しみにしているところです」と結論を報告した。

 北別府さんの長男といえば、4月に「骨髄移植のドナー」であることを明かしている。「今回、私のドナーとなる息子の末梢血幹細胞採取の日」として4月13日にブログを更新。骨髄移植が、新型コロナの影響でゴールデンウイーク明けまで延期したことを明かし、「今日は私のドナーとなった息子に感謝の日です」と話していた。今回更新したブログには、「しかし、うちの息子の最大の親孝行と思えるほど素晴らしいお嬢さん。我が家の畑作業まで楽しんで参加してくれています」とうれしそうに報告していた。

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2020年5月4日のニュース