阪神 藤浪ら3選手 1カ月ぶり自主練再開 ブランクあり 軽めメニューで

[ 2020年4月25日 05:30 ]

甲子園球場に隣接する球団事務所で記者会見する阪神の藤浪晋太郎投手=23日午後、兵庫県西宮市(代表撮影)
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 新型コロナウイルス感染から回復、退院し、23日に会見を開いた阪神の藤浪、伊藤隼、長坂の3選手は、24日から鳴尾浜球場で自主練習を再開した。いずれも先月26日にPCR検査を受け、陽性が判明。翌27日に入院しており、屋外での練習は約1カ月ぶりとなった。

 大阪府内の病院に入院中も病室でできる範囲の体幹トレーニングやシャドーピッチングをしていたという藤浪は、ランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングで約2時間半、汗を流した。前日の会見では「ここまでボールを投げていないのは、小学校で野球を始めて以来、なかなかないんじゃないかと思う」と告白。球界全体に大きな影響を及ぼしただけに「野球のプレーで取り返すしかないと思いますし、一生懸命、野球を頑張っていきたい」と決意を口にしていた。

 伊藤隼、長坂はランニング、キャッチボールに加え、室内で打撃練習もこなした。3人ともに1カ月近いブランクがあり、軽めのメニューからの再出発。心身ともにもう一度、プロ野球選手らしい姿を取り戻す。(山添 晴治)

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2020年4月25日のニュース