広島ドライチ森下「これからこのマウンドでしっかり投げれたらいいな」初のマツダで西武打線5回零封

[ 2020年3月8日 16:34 ]

オープン戦   広島3―3西武 ( 2020年3月8日    マツダ )

<オープン戦 広・西>1回2死一塁、山川の打球にグラブを出す森下 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22=明大)が8日に行われた西武とのオープン戦(マツダ)に先発登板。オープン戦初登板となった松坂大輔投手(39)との投げ合いで5回3安打8奪三振の無失点と好投し、連続無失点を10イニングに伸ばして開幕ローテーション入りへ大きく前進した。

 本拠マツダでの初登板を好投で終えた森下は「とっても投げやすく、これからこのマウンドでしっかり投げれたらいいなっていうふうに思いました」とホッとした様子。「しっかり結果を出すことができたので、次もしっかりと結果を残せるようにっていう意識でやっていきたいなというふうに思います」

 8奪三振の結果に「しっかりと準備をしてマウンドに上がれたことができたのが良かったと思います」と振り返り「やっぱり入りが大事だと思うので」と1度も先頭打者を塁に出さず。「先頭打者を取っていいリズムで投げれて良かったんじゃないかなというふうに思います」としっかりとした口調で話した。

 5イニングを投げたのはオープン戦自身最長で「シーズンまだ始まってないんですけど、しっかりとシーズンを想定して投球していくことが大事だと思うのでそういうことを考えながらこれからやっていきたいです」と森下。オープン戦初登板となった2月22日のヤクルト戦(浦添)で初回に2失点して以降これで10イニング連続無失点となり「ローテーションに入るってことが自分の目標なので、まずはそこでしっかりとローテーションに入るために、自分の居場所をつかむためにやろうということでやっています」と開幕ローテーション入りへ向けて気合十分だった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月8日のニュース