野手転向2年目 西武・川越 特大弾でアピール 辻監督「開幕スタメン ゼロじゃない」

[ 2020年3月8日 05:30 ]

オープン戦   西武11―5広島 ( 2020年3月7日    マツダ )

<広・西>9回1死一塁、川越は右越えに2点本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 野手転向2年目の西武・川越が外野のレギュラー争いへ猛アピールだ。9回1死一塁。DJ・ジョンソンの直球を完璧に捉えて右中間に特大2ランを放ち「思い切って、来たボールをフルスイングした。強い打球が自分の長所。それが出せた」。この日は途中出場で2打数2安打。オープン戦は9打数5安打の打率・556と好調をキープしている。

 不動の「1番・中堅」だった秋山がレッズに移籍。空いた外野の枠を埋める競争で、辻監督は「川越の一発は見事だねえ。開幕スタメンの可能性もゼロじゃない」と言った。昨季まで1軍出場はなく、大抜てきの可能性も出てきた。この日は途中出場の選手が8、9回に計8安打を放つなど、野手の競争は激化。川越も「まずは開幕1軍に残ること」とアピールを続ける。 (鈴木 勝巳)

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2020年3月8日のニュース