ロッテ・朗希 3度目のブルペンで最多44球 ダル、大谷と同じ「バックステップ」で躍動感

[ 2020年2月19日 05:30 ]

試合前に強めのキャッチボールを終えブルペンに向かう佐々木朗(撮影・久冨木 修)
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 【キャンプ追球ズーム ここにFOCUS】これまで一度も見せなかった動作だ。18日、巨人との練習試合前に沖縄セルラーで行われた自身3度目のブルペン投球。ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)がセットポジションから左足をダイナミックに上げる。そして着地した勢いの反動で左足を後ろへ引いた。

 「無意識です。(そういう動きは)あまりしたことがないです」
 ダルビッシュ(カブス)や大谷(エンゼルス)ら速球派に見られる「バックステップ」の動作。これまではフィニッシュで真っすぐに立つことを意識してきたが、躍動感が自然と生まれた。メジャーで活躍する2人を、日本ハム時代に見てきた吉井投手コーチは「頭で考えるよりも、オートマチックに体が動いた方がいい。ゴルフも考えながらのスイングはぎごちないでしょ」と計算された動作でないことを歓迎した。

 計算しつくされたものもある。直球だけの立ち投げは過去2度と同じだが、時間は5分から計8分に増えた。まずは4分間で23球。1分間のインターバルを挟み、次は4分間で21球を投じた。テンポよく投げ込む18歳の特徴を見極め、吉井コーチが「8分続けてと思ったが、感覚を上げるトレーニングなので、へばって投げても意味がない」と発案。変化球を封印する理由についても「(フォームの)ブレが出る。本人は隠れて投げていると思うけど、それは知らないふり」と笑った。

 剛球を受けた小池ブルペン捕手は「150キロぐらいは出ていた」と証言する。佐々木朗も手応えを口にする。「前よりもだんだん良くなっている。違和感もなく、疲れもなく投げられた。指にかかったボールも何球かあった」。今月下旬に予定される捕手を座らせた本格投球へ、また一歩前進だ。(横市 勇)

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