阪神「リードオフマン争い」ぼっ発 矢野監督の近本2番構想で

[ 2020年1月14日 05:30 ]

<西宮市成人式二十歳を祝う会>オーロラビジョンで登場し新成人に祝辞を贈る矢野監督(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 猛虎の「リードオフマン争い」がぼっ発した。阪神の矢野燿大監督(51)が13日、2020年オーダーの一端を披露。昨季は主に1番を務めた近本の「2番構想」を改めて強調し、それに伴い、1番は複数選手で競争させる考えを明かした。

 「2番が決まると1番は楽なんだよな。ある意味、1番はやれる選手が多い。北條でもいけると思うし、(糸井)嘉男だって。(糸原)健斗だって木浪だって(植田)海だって入ってくるかもしれんし、いろんな選手が入れるだろうと」

 根底にあるのが2番の重要さ。以前から足の速い左打者を2番に置きたい考えを示しており、その適任者が近本だと見ている。昨季は開幕戦を含む28試合で2番起用したが、今季も開幕前の実戦から試していく方針だ。

 「それは理想。2番を打てるところまでまだ来ていないと俺は思ったから、1番の方が力を発揮できると思ったから1番で使ったわけで。実戦で勉強すればいいと思う。2番の難しさ、逆に言うとやりがいがすごくある。そこで貢献できれば、これまでの“1番で出て、走って”以外のプラスアルファの近本の価値が上がる打順にはなると思う」

 セ・リーグの新人最多安打記録を更新し、チームトップの159安打を放った近本はもちろん、今季も打線のキーマンになる。併殺打の少ない俊足を2番に置ければ、1番打者にはさまざまな特徴のある選手の起用が可能で、それだけに競争も激化するはずだ。

 迫力満点の1番糸井や、しぶとい糸原や北條。おなじみの「キナ・チカ」コンビもあれば、植田との快速1、2番も魅力だ。「チームのため、本人のためにならない、やっぱり1番の方が近本が生きるというなら1番でいくし」とも語った矢野監督。誰が20年の猛虎の最初のバッターボックスに立つのか。注目だ。(山添 晴治)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2020年1月14日のニュース