秋山翔吾 レッズと3年契約で合意 大リーグ最古の球団の日本選手第1号

[ 2019年12月31日 06:50 ]

秋山翔吾
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 西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー複数球団と交渉していた秋山翔吾外野手(31)が30日(日本時間31日)、レッズと3年契約で合意したと複数の米メディアが報じた。パ・リーグ最多安打のタイトルを4度獲得した日本のヒットメーカーが海を渡る。

 レイズ入りした筒香に続き、日本が誇るバットマンの移籍が決まった。大リーグ公式サイトなど複数の米メディアによると、秋山は最大2000万ドル(約21億8000万円)以上となる3年契約でレッズと基本合意した。

 レッズは既に強打の二塁手ムスタカス、先発左腕マイリーを獲得。さらに「1番・中堅」候補の秋山の獲得により、7年ぶりのプレーオフ進出に向けて大きなピースが埋まった。

 今月上旬のウインターミーティング中、秋山はケーシー・クロース代理人とともにレッズ、ダイヤモンドバックス、カブス、レイズと面談。レッズのディック・ウィリアムズ編成本部長は「素晴らしい選手。われわれの補強ポイントは外野手で、(秋山は)主要な選択肢の一つ」と話していた。

 レッズが秋山を走攻守のパフォーマンスと併せて評価するのが、出塁率の高さだ。今季はパ・リーグ6位の・392をマークし、最近5年間の平均は・399と4割に迫る。一方、レッズのチーム出塁率・315は地区ワースト(リーグ12位)で、同じく地区ワーストの701得点に直結。地区内で最も長い6年間、プレーオフから遠ざかっており、秋山は「1番・中堅」として、喉から手が出るほど欲しい存在だった。

 30球団で唯一、日本人大リーガーが誕生していないレッズ。関係者によれば、そのチームに「第1号」として移籍することに秋山自身が魅力を感じているという。本拠地のグレートアメリカン・ボールパークは本塁打の出やすい球場として知られ、3年連続20本塁打の秋山には多くの長打を望める。

 若手主体のレッズでは、日本で実績十分の31歳はチームを引っ張る存在としても期待がかかる。1869年、大リーグ最古の球団の日本選手第1号として躍動し、歴史を刻む。

 ▽シンシナティ・レッズ 1869年創設の世界最古のプロ球団。リーグ優勝9回、ワールドシリーズ優勝5回。今季は75勝87敗でナ・リーグ中地区4位。本拠は、オハイオ州シンシナティのグレートアメリカン・ボールパーク(収容4万2319人)。大リーグ歴代最多となる通算4256安打を放ったピート・ローズらを輩出した。日本選手が30球団中で唯一、在籍したことがないチームとしても知られる。

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