阪神・岩貞 ヤクルト村上との“熊本復興対決”負けん「僕からは1本も献上しない」

[ 2019年12月24日 05:30 ]

キャッチボールで調整する岩貞(撮影・後藤 正志)
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 阪神・岩貞は23日、ヤクルト・村上との“熊本復興対決”での完勝を誓った。

 「僕からは1本も献上しないように。それで僕の勝ちで(復興支援に)貢献できるように」

 今季のセ・リーグ新人王は来季から本塁打1本につき熊本地震で被災した故郷に一定額を寄付する。自身も17年から1勝につき10万円の義援金、1奪三振につき益城町の少年野球チームに軟式球1ダースを寄贈。故郷を思う気持ちは同じでも、同郷の後輩に負けるわけにはいかない。

 今季も3打数無安打に打ち取るなど通算4度対戦で2三振を奪い無安打。「来年、力関係は変わっていると思う」と36本塁打した大砲相手に油断はない。来季はヤクルトと敵地で開幕カードを戦うだけに「そうなれるように」と開幕ローテ入りにも闘志を燃やした。(遠藤 礼)

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