セのCSファイナルをかけた大一番 雨中の激闘は両者譲らず5回まで膠着状態

[ 2019年10月7日 19:55 ]

セ・リーグCSファーストS第3戦   DeNA―阪神 ( 2019年10月7日    横浜 )

<D・神>4回2死一、二塁、四球で出塁した鳥谷はロペスに声をかけられる(撮影・大森 寛明)
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 ファイナルステージ進出をかけた最後の一戦は、5回まで両者譲らず膠着状態が続いている。

 DeNAの先発・平良は毎回走者を出しながらも粘りの投球を披露。対する阪神先発・高橋遥は最速151キロの力強い直球を軸にDeNA打線を封じるなど、序盤3回までは両先発が奮闘し無失点に抑えた。

 試合が動き出したのは4回。阪神は2死一、二塁と先制のチャンスを迎えると、高橋遥の打順で矢野監督は代打として、今季限りで阪神を退団する鳥谷を送り込んだ。するとそれをみたDeNA・ラミレス監督は投手交代を決断。第1戦で先発した石田を2番手としてマウンドに送り込んだ。石田は鳥谷を四球で歩かせ満塁のピンチを背負ったが、近本を一ゴロに打ち取り切り抜けた。

 時折横殴りの雨が強烈に降る中、両者譲らず。阪神は4回から2番手として島本が登板し、2イニングを無失点。DeNAも3番手の国吉が5回を抑え、0―0で中盤の5回を終えた。

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