DeNAは連夜のサヨナラならず、涙雨の中で終戦 ラミレス監督は「何も恥じることはない」と胸を張る

[ 2019年10月7日 22:27 ]

セCSファーストステージ最終戦   DeNA1―2阪神 ( 2019年10月7日    横浜 )

<D・神>CSファイナル進出を逃し、ファンに頭を下げるラミレス監督(撮影・北條 貴史)
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 2位でクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしたDeNAだったが、3位の阪神に“下克上”を許して3年ぶり3度目となるファイナルステージ進出を逃した。

 第1戦で6点リードをひっくり返され王手をかけられたが、第2戦では乙坂の代打サヨナラ2ランというミラクル劇で1勝1敗と逆王手。第3戦は引き分けでもファイナルステージ進出が決まる有利な状況だったが、6回に3番手・国吉の暴投で先制を許すと、敵失で追いついた直後の8回には5番手・エスコバーが高山に与えた死球から代走・植田の二盗と暴投、最後は梅野の犠飛…とノーヒットで決勝点を献上して敗れ去った。

 自慢の打線はわずか4安打。無失点だった先発右腕・平良を4回途中で降板させ、2番手に第1戦の先発投手として78球を投げていた左腕・石田を投入し、7回にはCS初登板で無安打に抑えたドラフト1位ルーキーの上茶谷をわずか9球で交代させるなどラミレス監督必死の継投も実らず。1点を追う9回、第2戦で代打サヨナラ2ランを放った乙坂を2死一塁で再び代打に送ったが、投ゴロに倒れて終戦となった。

 ラミレス監督は「試合内容的にはいい内容だった」と胸を張り「我々はベストを尽くし、ベストの選手でこういう結果になったので何も恥じることはない」とキッパリ。「これだけのファンの方々にご支援、サポートをいただいて本当に感謝している。これ以上サポート、支援をしてくれるのは無理だっていうぐらい本当にファンの方々にはいつも応援いただいた。我々もベストを尽くしたし、ファンの方々もベストを尽くして、本当に家族のように一つになってチームを応援してくれた。ファンには感謝している」とメッセージを送った。

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