ヤクルト村上、今度は王超え！高卒2年目で72打点　逆方向へ2ラン

セ・リーグ   ヤクルト4―6中日 （ 2019年8月3日    神宮 ）

2回無死一塁、村上が2ランを放つ（撮影・村上　大輔）
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　ヤクルトの村上が2回無死一塁の第1打席で、山井の141キロ直球を左翼席に運ぶ22号2ランを放った。「外の球に逆らわずに打てた」と逆方向へライナー性の一発。自らの高卒2年目以内のリーグ最多本塁打を更新し、打点72で60年に王貞治（巨人）が記録した71打点の高卒2年目のリーグ最多記録も上回った。

　この日から「知り合いに“この曲にしたら打てるから”と薦められた」と、1打席目の登場曲を嵐の「ハピネス」に変更。その効果がいきなり表れた。打点でもリーグ記録を更新したことに「意識はしていない」というが、チームは12球団最速の60敗到達で借金は今季ワーストの22。19歳の大砲は「前の打者がつないでくれるチャンス。もっと練習して期待に応えたい」と、さらなる数字の上積みを約束した。　（君島　圭介）