意図せぬ「128キロ」…巨人ヤングマン痛恨の初回被弾「浮いてしまった」

[ 2019年5月31日 07:30 ]

セ・リーグ   巨人2―5阪神 ( 2019年5月30日    甲子園 )

初回1死一、三塁、大山(左)に先制3点本塁打を浴びるヤングマン(撮影・北條 貴史)
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 【追球ズーム ここにFOCUS】128キロ。この球速こそ、意図せぬ一球だったことを物語っている。巨人・ヤングマンは初回に3ランされた大山への3球目を「スライダーが浮いてしまった」と説明した。試合前時点でスライダーの平均球速は132・3キロ。本来の指の掛かりではなく、わずか数キロ遅くなった。

 110キロ台のカーブを武器とする右腕。直前に2球連続投じたのはそのカーブだった。サインに首を振って投じた次の球が128キロ。相手の4番が左手一本で拾い、左翼ポール際に運ばれた。低めの130キロ台であればタイミングを外し切れたかもしれない。今季同球種は12打数2安打で打率・167だが、4月13日ヤクルト戦ではバレンティンに本塁打されている。それも125キロの失投だった。

 原監督は「やはり4番バッターを抑えられるという部分は勝利を大きく左右する。そこは如実に出た」と振り返った。2連敗で交流戦前の首位奪回が消滅し、5月は9勝12敗1分けで負け越しが決定。先発陣が月間わずか5勝という苦戦ぶりを象徴する一球になった。(神田 佑)

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