大谷 第4打席は空振り三振 9打席快音聞かれず

[ 2019年5月9日 10:22 ]

ア・リーグ   エンゼルス―タイガース ( 2019年5月8日    デトロイト )

タイガース戦の3回、ヘルメットをかぶり直すエンゼルス・大谷
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 昨年10月に受けた右肘手術の影響で今季は打者に専念するエンゼルスの大谷翔平投手(24)が8日(日本時間9日)の敵地デトロイトでのタイガース戦に2試合連続で、「3番・DH」で先発出場。8回の第4打席は空振り三振だった。

 第4打席は3番手の右腕J・ヒメネスとの対戦。150キロ超の直球を投げ込む相手に1-2と追い込まれた4球目、153キロの直球をフルスイングしたが、バットは空を切った。

 第3打席までは、メジャー通算25勝の左腕ボイドと対決。昨年8月6日に3打席で対戦した際には、空振り三振、中飛、四球としていた相手に対し、迎えた初回の第1打席。スライダーを見送り、2球目を空振りして2ストライクに追い込まれると、続く3球目の直球に手が出ず、見逃し三振。2死二、三塁の好機で巡った第2打席は三ゴロ。6回2死走者なしでの第3打席は、右肘への死球だった。昨年手術した箇所でもありヒヤリとしたが、塁上ではカブレラと談笑する場面や、時折右肘を気にする仕草も見られた。

 219日ぶりの復帰となった前日7日の同カード初戦は、5打席に立ち、見逃し三振、遊ゴロ、空振り三振、三直、四球の内容。ここまで、9打席無安打となっている。

 大谷は、術後はリハビリを重ねつつ、4月24日には投手相手の打撃練習(ライブBP)を開始。マイナーでの実戦を経ずに今月6日にデトロイト入りした。復帰戦は4打数無安打ながら、打点1をマーク。試合後は「しっかり色々考えながらできたのはよかった。明日にそれをつなげていければ、明日のほうが今日よりいい打席になるんじゃないかと思います」と話していた。

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