国学院大・小玉が1年半ぶり白星 首位東洋追撃へ鳥山監督「1敗もするつもりない」

[ 2019年5月9日 21:36 ]

東都大学野球第4週第1日   国学院大4―3駒大 ( 2019年5月9日    神宮 )

<国学院大・駒大>国学院大2番手・小玉(撮影・島崎忠彦)
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 国学院の2番手・小玉和樹投手(4年、佼成学園)が3回0/3を2安打2失点(自責0)で17年10月18日・亜大戦以来の白星を挙げた。「チームが勝ててすごくうれしい」。

 2年時はMAX151キロの直球を武器に4勝をマーク。昨季は右足首捻挫で出遅れたものの、今春オープン戦は無失点ペースと絶好調だった。ところが開幕試合・立正大戦(4月8日)で2回2失点と打ち込まれて以降、結果を出せない。ふさぎ込む小玉を救ったのが、鳥山泰孝監督(43)の一言だった。「一流のアスリートは(結果を)忘れて切り替える。過去を悔やんでも仕方ない」。

 肩の力が抜け、力みがちだったフォームが矯正され、球威も自然と戻ってきた。「勝たなきゃいけないと自分を勝手に追い込んでいたんですね」。1年半ぶりのリーグ白星は格別だった。

 今季は勝ち点2の6勝2敗1分けで、残り3試合。勝ち点3、6勝3敗1分の首位・東洋大を猛追する。「これから先は1戦必勝。1敗もするつもりはない」。鳥山監督の言葉に、小玉も「自分の出番が多くなるのは歓迎です」と意気込んだ。

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2019年5月9日のニュース