山梨学院・菰田陽生 復活のブルペンで143キロ!ロッテ&DeNAスカウト熱視線「高校トップクラス」

[ 2026年5月13日 19:30 ]

54日ぶりのブルペンで143キロをマークした菰田(撮影・柳内 遼平)
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 今秋ドラフト1位候補に挙がる山梨学院の最速152キロの二刀流右腕・菰田陽生(こもだ・はるき、3年)が13日、甲府市内の練習場で54日ぶりにブルペンでの投球練習を再開した。

 25球を投げて球速は143キロをマーク。「久しぶりにピッチングができてよかった。肩が軽かったです。ボールの質も悪くなかったと思います」と好感触に笑顔が輝いた。

 今春選抜では長崎日大との1回戦で甲子園初アーチを放つも、一塁守備の際に左手首を骨折。投手として出場することなく戦線離脱し、大会終了後はリハビリに専念していた。

 テレビ局のカメラが密着し、プロ2球団のスカウトが視察するなど注目度は最高クラス。ロッテ・中川隆治スカウトは「(負傷した)左手の使い方に違和感はなかった。大丈夫そう」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、DeNA・横山道哉スカウトは「ポテンシャルは高校生トップクラス」と変わらぬ高評価を寄せた。

 これまで練習のブルペン投球では130キロ中盤止まりのケースが多く、公式戦の緊張感を力に球速が約10キロアップするタイプだった。だが、この日は練習で143キロをマーク。ポール間ダッシュを1日30本続けるなど徹底的に下半身を鍛えた効果を実感した菰田は「体が締まり切れにつながった」と胸を張り、吉田洸二監督は「箱根駅伝に行くのかってくらい走り込んでいましたから。良い効果が出ていますね」とうなづいた。

 16日開幕の春季関東大会は地元の千葉で開催されるが、大事を取ってベンチ入りしない見込みで「最後の夏は本当に自分のベストが100%出せるように仕上げたい」。二刀流の怪物候補が、まずは一刀を取り戻した。(柳内 遼平)

 ◇菰田 陽生(こもだ・はるき)2008年(平20)12月21日生まれ、千葉県出身の17歳。御宿小では御宿少年野球クラブ、九十九里リトルリーグでプレーし、御宿中では千葉西リトルシニアに所属。50メートル走6秒4、遠投100メートル。3学年上の兄である上武大・朝陽外野手は来秋ドラフト候補。憧れの選手はドジャース・大谷。1メートル95、102キロ。右投げ右打ち。

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