日本ハム・王柏融、闘志は内に秘めるタイプも実は…夢かなえた“熱男”

[ 2019年4月6日 09:20 ]

パ・リーグ   日本ハム5―2西武 ( 2019年4月5日    東京D )

5回2死二塁、中前適時打を放つ王(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 3年総額4億円プラス出来高の好条件で台湾・ラミゴから日本ハムへと移籍した王柏融。学生時代の夢は大学卒業と同時に日本か米国のプロ野球でプレーすることだった。台湾プロ野球時代も「海外でプレーする選手が格好いい」と公言し続け、ついに夢をかなえた。憧れていたのは同じ左の強打者であるソフトバンク・柳田。打率も残せて長打も打てるスタイルが好きで、ラミゴ時代に同じ背番号9を背負っていたことも親近感が湧いた要因だという。

 あまり感情は見せず、闘志は内に秘めるタイプ。それでも、大学時代にU―21台湾代表として出場した韓国戦で逆転三塁打を放って涙を流したこともあるなど、大一番では熱い一面もある。学生時代に夢見た日本での1年目。まだ雪が残る北の大地を熱くするプレーを見せてくれるはずだ。(日本ハム担当・東尾 洋樹)

続きを表示

2019年4月6日のニュース