巨人・丸、待望の移籍後1号「最後の最後にいいスイングできた」

[ 2019年3月25日 05:30 ]

オープン戦   巨人6―4ロッテ ( 2019年3月24日    東京D )

7回2死、左中間へ移籍後初となるソロを放つ丸(撮影・木村 揚輔)
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 新設された「金網窓」の上に放り込んだ。坂本勇の犠飛で1点を勝ち越した7回2死。巨人・丸がフルカウントから東條の直球をフルスイングした。

 「最後の最後にいいスイングができた。高めの真っすぐに力負けせず振り切ることができた」。ライナー性の打球が左中間席最前列に吸い込まれた。オープン戦最終打席。51打席目にして、ついに生まれた移籍後初アーチだ。

 着弾点の真下は、今季新設されたパーティールーム。フェンスをくりぬいた金網窓からグラウンドを観戦できる。前日、坂本勇と同部屋を視察し「こういうふうにグラウンドが見えるんだ。この席の前でこの前打球捕ったな」と新たな庭に思いをはせていた。人気野球漫画「グラゼニ」や「H2」などの本も置かれていて、丸自身が好きな「わたるがぴゅん!」と「風光る」の追加もリクエストした。

 「丸弾」が飛び出した7回は、原監督が明言する1番・吉川尚、2番・坂本勇、3番・丸、4番・岡本の開幕オーダーが機能。指揮官は「8、9番がつないで1番、勇人、丸。理想的ですね」と手応えを口にした。

 守備でも2回に右中間の打球をスライディングキャッチ。入場者数発表を始めた06年以降で東京ドームのオープン戦最多4万6783人を沸かせ、ベンチからも阿部が「温めていた」という両手で「丸」をつくるポーズで出迎えられた。

 「やり残したことはない。この流れに乗ってシーズンに入っていければ」。幼少期から野球観戦に訪れ、10年にプロ初出場した東京ドームで、古巣・広島と激突する開幕戦に弾みをつけた。 (青森 正宣)

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