阪神 開幕投手メッセ、異例ステップで本番へ「いろんなことを試すだけさ」

[ 2019年3月15日 09:00 ]

阪神球団職員に胸で体当たりをする?メッセンジャー(撮影・大森 寛明)
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 5年連続6度目の開幕投手が決定している阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が異例のステップを踏んで本番に臨むことが14日、分かった。前回登板した9日の2軍教育リーグ・中日戦に続き、15日も鳴尾浜球場での大商大との練習試合に先発。今後の1軍のオープン戦登板は、22日のオリックス戦だけで開幕を迎える方向となった。

 「春季キャンプからやってきたことを試す場だし、シーズンに向けて自分がやるべきことをやるだけ。相手は関係ない。シーズンに入れば1軍と対戦することになるしね」

 さすがは来日10年目を迎えた「ニホンジン助っ人」だ。開幕2週間前に、開幕投手が大学生相手に投球するなど異例中の異例。しかも、前回登板も2軍戦で、ここまでオープン戦は3日のソフトバンク戦の1試合(3回4失点)しか投げていない。それでも「誰が相手とかは関係なく、イニングを多く投げたり、いろんなことを試すだけさ」と涼しい顔だった。

 9日の2軍・中日戦ではウワサの根尾を初対戦で空振り三振に仕留めるなど5回4安打1失点。格下相手とはいえ、順調な仕上がりを見せた。今回は1イニング延ばして6回を投げる予定で「普通の試合の感じと一緒」とシーズン中同様のペース配分になる見込み。「投げる前のストレッチだったり、準備をしっかりすることを意識してやる」と話し、投球そのものよりも、試合に臨むルーティンから本番モードに入っていく考えだ。

 この日は甲子園で室内練習場も併用してみっちりと汗を流した右腕。福原投手コーチも「自分の調整をしてくれたらいい。(イニング、球数など)そっちの方が重要」と全幅の信頼を置いた。本番直前の開幕投手と対戦する大学生は少々気の毒だが、貫禄の投球で万全の態勢を整える。(山添 晴治)

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