阪神・岩崎 26日紅白戦で今年初の実戦登板、開幕ローテ“大穴”アピールだ

[ 2019年2月26日 08:02 ]

<阪神宜野座キャンプ>ブルペンで投げ込む岩崎(撮影・大森 寛明)
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 阪神・岩崎が、26日の紅白戦で今年初めての実戦マウンドに上がる。混戦模様の先発枠争いの“大穴”として猛アピールを狙う。

 「しっかりと投げられたらと思う」。言葉数は少なくても、逆襲への闘志は、たぎっていた。10日のシート打撃を左肘の張りで回避し、その後はノースロー調整も挟んだため、出遅れた。幸い、大事には至らず、前クールでは3日連続のブルペン入りで回復ぶりを強調。滑り込みで、キャンプ中の実戦登板にこぎつけた格好だ。

 チャンスはある。開幕ローテ入りへ、残り3枠を争う若手先発陣は23日のヤクルト戦で才木が4回6失点。24日も藤浪が4回3失点とアピールならず。馬場、青柳ら他の候補もオープン戦で失点しており、先発転向を見据える左腕に、巻き返しの余地は十分にある。

 25日はブルペンで100球を投げ込んで、準備を終えた。紅白戦をステップに、3月のオープン戦で結果を積み重ね、ライバルたちを一気に抜き去りにかかる。(遠藤 礼)

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2019年2月26日のニュース