阪神・才木「大人の投球」サイキョウのサイキで規定投球回&25戦先発

[ 2019年1月11日 05:30 ]

二十歳の抱負をしたため意気込む才木(右)と浜地 (撮影・奥 調)
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 「大人の投球」で先発25試合登板だ。阪神・才木が10日、西宮市の球団事務所で成人式記念品授与式に出席し、決意を新たにした。

 「今年は規定投球回数以上は投げたいと思っていますし、試合数も25。そのラインをしっかり越えたい」。勝ち星も大事だが、そのためにもまずは、自力で到達できる数字を目指す。「規定投球回突破&25試合先発」だ。そのラインを突破するために必要となるのが「大人の投球」だ。

 「去年は悪かったら悪いで打たれて終わりという感じだった。今年は悪いなりに粘って抑えられる投球スタイルを先輩からアドバイスもいただきながら、やっていけたら」。22試合登板6勝10敗、防御率4・61と台頭した昨季は調子の良し悪しが結果に直結し、登板ごとの数字の振り幅が大きかった。それを小さくすべく、組み立てやテンポに工夫を凝らす算段。成人した才木が目指す新境地だ。

 オフは増量に取り組み、83キロから約4キロ増の87キロまで体を大きくした。成人イヤーの抱負は「最強」。サイキョウのサイキになる。(惟任 貴信)

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2019年1月11日のニュース