ヤクルト小川 19年型“脱ライアン投法”披露 改革点は2つ

[ 2019年1月4日 05:30 ]

ノーワインドアップでキャッチボールをする小川(撮影・森沢裕)
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 ヤクルト・小川が3日、19年型「脱ライアン投法」を披露した。東京都内の母校・創価大で自主トレを行い、約1時間半、汗を流した。ブルペンではマウンドの前から、捕手を座らせて新投法での初投げも済ませ「スムーズに投げられた。キャンプで固めていきたい」と手応えを口にした。

 主な改革点は(1)大リーグの名投手ノーラン・ライアン氏を参考に大きく上げていた左足の上げ幅を小さく(2)セットポジションからノーワインドアップに――の2つ。制球力の向上と、腰などの負担軽減のための変更だが「変化を恐れては勝負にならない」と小川。「外国人もいますし、往年の投手もいる」と他の投手の動画も参考に試行錯誤を重ねる。

 昨季は右肘手術明けで8勝(5敗)にとどまったが、7年目の今季は2年ぶり4度目の開幕投手も狙う。ソフトバンク・石川、田中、DeNA・倉本ら創価大OBと新年のスタートを切り「(一年を)フルで戦って、日本一になれるように」と活躍を誓った。 (黒野 有仁)

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2019年1月4日のニュース