【インタビュー後記】大谷に6度目のインタビュー 返答に感じた心境の変化

[ 2019年1月2日 12:02 ]

大谷翔平 新春インタビュー

日ハム時代と現在の打撃フォームの違いを説明する大谷(撮影・木村 揚輔)
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 【インタビュー後記】毎年、エンゼルス・大谷に必ず聞く「来季の目標」。具体的な数字こそ挙げてもらえなかったが「数字を答えられればいいんですけど」という返答に心境の変化を感じた。

 根拠のない答えは口にしたくない、野球に真摯(しんし)に向き合う大谷らしさでもあるが、いつもは「数字、好きですね」と笑ってはぐらかされていたからだ。

 打撃フォームの連続写真を食い入るように見つめる姿は野球小僧そのものだった。絵馬にサインを書く前には2度も下書きし「もっと大きくですか?」としっかり確認。エンゼルスのチームフラッグの前に立つと「これ作ったんですか?」と無邪気な笑顔を見せた。

 記者にとって大谷の単独インタビューは対談形式を含め、これで6度目。どこか警戒しながら話すかつての姿は消え、今までで一番、等身大で語ってくれた。(大リーグ担当・柳原 直之)

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