阪神 地震の影響受ける 仙台空港で足止め約2時間遅れで大阪へ

[ 2018年6月19日 05:30 ]

阪神の選手は大阪での地震を報じるテレビを見つめる(撮影・岩崎 哲也)
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 大阪府北部を震源とし最大震度6弱を観測した地震が18日午前7時58分頃発生した。影響は仙台から帰阪予定だった阪神の選手、首脳陣にも及び、仙台空港で足止めされた。使用機の到着遅れのため、約2時間遅れで出発。伊丹空港到着後は球団が急きょ手配した臨時バスで帰路に就いた。

 チームが予期せぬトラブルに巻き込まれた。仙台市内に滞在中の午前7時58分ごろに、大阪府北部で地震が発生。同地で揺れは観測されなかったため予定通り午前9時に宿舎を出発したが、仙台空港到着後に足止めを食らった。

 「家族とは連絡が付いたので大丈夫だとは思うけど…」

 チーム最年長の福留は、心配そうに空港内のテレビを見つめていた。当初は午前10時05分発のANA734便に搭乗し、11時25分に伊丹空港に到着するはずだった。だが、地震の影響によりダイヤが混乱。航空会社の職員から「使用機の到着遅れのため30分遅れます」とアナウンスされた後、今度は「約2時間遅れで出発します」と修正された。選手、コーチらは搭乗口の前で待機することを余儀なくされた。

 その間、球団関係者は頻繁に関係各所との連絡を取り合った。選手たちも家族の安否を確認するなど携帯電話を肌身離さなかった。

 結局、1軍本隊を乗せた飛行機は、約2時間遅れで出発。午後1時11分に伊丹空港に到着した。その後は球団が急きょ手配したチャーターバス2台に分乗。甲子園とJR芦屋行きに分かれて帰路に就いた。

 札幌、仙台と続いた6連戦は3勝3敗で終えた。6泊7日の長旅となった最後。休日移動は長時間をかけての帰阪となった。

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2018年6月19日のニュース