阪神 ナバーロ 即1軍の可能性も 金本監督はが示唆

[ 2018年6月19日 06:08 ]

17日の入団会見でのナバーロ
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 虎の救世主は超優等生だ。阪神に新加入したエフレン・ナバーロ内野手(32=カブス傘下3A)は入団会見から一夜明けの18日も休むことなく、神戸市内の自宅付近にあるジムで汗を流した。すでに17日から練習を開始しており、これで16日に来日後、無休で練習に取り組んでいることになる。金本監督はそんなナバーロの状態次第では、2軍戦での調整出場を挟むことなく、即1軍で起用する可能性を示唆した。

 ナバーロの加入を心待ちにする指揮官は「(ナバーロを2軍で調整出場させるかは)どうしよう、決めていない。まあ(見て良ければ1軍ですぐ使いたい)ね」と語った。打線の状態は上向いてきたとはいえ、いまだにチーム打率・238、31本塁打、200得点はダントツのリーグワーストで、ロサリオの1軍昇格時期も未定の現状。起爆剤として期待する新戦力の一日も早い合流が待ち遠しいところだ。

 そのナバーロはこの日だけでなく、すでに17日の会見終了後から同室内練習場でノック約50本、約50スイングの練習に取り組んだ。この日も午前11時から甲子園室内練習場で練習する予定だったが、地震の影響で生じた大渋滞のため甲子園に来ることは断念。球団関係者によると、代わりに自宅付近のジムで汗を流したという。

 入団会見で「チームの勝利に貢献するためにタイガースにやってきたのでベストを尽くしてやりたい」と決意を示したナバーロ。その言葉を有言実行するべく汗を流し続ける。(惟任 貴信)

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2018年6月19日のニュース