大谷 負傷後初めてチームに合流 ソーシア監督「本人も今は前向きに」

[ 2018年6月19日 09:21 ]

ダイヤモンドバックス戦のベンチで笑顔を見せるエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 エンゼルス・大谷翔平投手(23)は18日(日本時間19日)、右肘じん帯損傷の負傷以来、初めてチームに合流した。

 チームは11日間に及んだ長い遠征を終えて前夜に本拠に戻った。この日からダイヤモンドバックスとのインターリーグ2連戦を行う。

 大谷は遠征前最後の本拠での試合となった6日のロイヤルズ戦に先発。右手中指のマメの影響で4回1失点で降板した。その後、右肘に張りを訴えて検査の結果、じん帯損傷と診断された。

 練習開始前に直接話し合いを持ったというマイク・ソーシア監督は「ケガをしたのだから最初は本人もがっかりしていたが、1週間治療を受けて過程を理解している。今は前向きに考えている」と大谷本人の様子を明かした。

 現状については治療と並行して、痛めていない左手一本でのトス打撃や、筋力を維持するためのトレーニングを行っているという。

 大谷は7日に患部へ組織の修正や再生を図るPRP治療の注射を受けた。その後は遠征に同行せず本拠に残り、治療やトレーニングを続けてきた。チームは注射から3〜4週間後に再検査し、今後の方針を決める。ソーシア監督は「今からだと2〜3週間後になるかな。そこで再度評価が出るわけだから、それから考えたい」と従来のスタンスを繰り返した。

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