広島 交流戦防御率12球団最低 緒方監督「守り勝つ野球ができないと厳しい戦いが待っている」

[ 2018年6月19日 05:30 ]

交流戦   広島2―6日本ハム ( 2018年6月18日    マツダ )

9回、マウンド上に集まる中崎(左から3人目)ら広島ナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 広島の交流戦最後の一戦は、これまでの投手陣の不調を象徴する敗戦となった。劣勢の中、勝利の方程式を担うジャクソンらを投入したが、1―4の9回に中崎が鶴岡に勝敗を決定づけられる2ランを被弾。中7日での登板にも「登板間隔は関係ない」と言い訳はしなかった。

 交流戦のチーム防御率は5・60で12球団最低だった。3年ぶりの5連敗も経験。緒方監督は「交流戦は厳しい戦いになると思っていた。守り勝つ野球ができないと厳しい戦いが待っている」と厳しかった。

 重苦しい雰囲気は打撃陣にも伝染したのか。日本ハム先発の左腕・上原対策として松山、野間を外して、バティスタと新井を先発起用した。しかし、上原からは3安打1得点。先発左腕に2打数無安打だった新井は「空いた時間を有効に使いたい」と前を向いた。

 交流戦は借金4。それでも2位・DeNAとは3・5差で、交流戦前とでは0・5差しか縮まらなかった。パ・リーグに突きつけられた課題を、今後の引き締め材料としたい。(河合 洋介)

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2018年6月19日のニュース