広島・薮田、復帰も散々10失点 緒方監督「そっちで評価して」

[ 2018年6月1日 08:35 ]

交流戦   広島7―12西武 ( 2018年5月31日    マツダ )

2回無死、秋山に3ランを浴びて汗をぬぐう薮田(撮影・坂田 高浩)
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 佐賀県出身監督同士による両リーグ首位対決に敗れ、広島は本拠地での西武戦連勝は9で止まった。復帰登板だった薮田の大量失点が大きくのしかかり、緒方監督は「そっちで評価して」と突き放した。

 先制した直後の2回だ。2安打と四球で無死満塁を招いた後、金子侑の左前適時打で逆転を許し、秋山には3ランを被弾するなど打者14人で長短8安打。1人の投手による1イニング2桁失点は10年8月25日の阪神戦で梅津が10失点して以来の球団ワーストタイだ。

 「力不足。10点取られたら何も言えない。完全に力負けです…」

 薮田はうなだれる。制球難から降格し、4月30日の阪神戦以来の再起を誓った登板で大炎上。再び2軍での再調整が決まった。

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2018年6月1日のニュース