金本監督 星野さんの1年後の殿堂入り「選ばれましたと報告を…残念です」

[ 2018年1月15日 17:57 ]

<野球殿堂入り通知式>(後列左から)山本浩二氏、金田正一氏らに囲まれ、笑顔の阪神・金本監督
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 松井氏と同じく、有資格1年目での殿堂入り。金本監督は「僕がもらっていいのかなと。恐縮する思いと感謝の思いが交錯しています」と率直な思いを口にした。

 4日に星野仙一氏(享年70)が死去。恩師と慕う星野氏の昨年の受賞に続き、今年は自身が殿堂入りとなった。「去年星野さんが選ばれて、入れ替わるように(今年は)自分が」と、しみじみ話すと「『選ばれました』という報告をしたかった。残念です。70歳でかなり丸くなられているので、おそらく優しい言葉をかけていただけたのでは」と続け、静かにほほえんだ。

 この日は、広島時代の監督で星野氏の盟友、山本浩二氏が駆けつけ祝福。かつての指揮官から「星野の意思を継いで阪神の監督として優勝目指して頑張ってほしい」とエールを受けると「就任当初の志を強く持ったまま、ぶれることなく、優勝したいと思います」と力強く誓った。

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