ヤクルトドラ7松本“古田式”将棋でリード磨く「野球にもつながる」

[ 2017年12月8日 05:30 ]

つば九郎にいじられる松本
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 古田式で正捕手をもくろむ。ヤクルトのドラフト7位・松本(西濃運輸)が7日、他の新人7選手とともに都内で新入団会見に臨んだ。

 将棋愛好家であることを明かし、来年1月の入寮時に将棋盤を持ち込む予定。「相手のしたこと、意図を考えたり、野球にもつながります」と力説した。

 幼少期は祖父との対局が日課。テレビや雑誌にも目を通す。「相手がパチンと打つと、こっちもスイッチが入る。集中するところが好きですね」。ヤクルトOBには有名な将棋好きがいる。名捕手だった古田敦也氏だ。アマ三段免状を持ち、永世7冠を達成した羽生善治竜王と対談したこともある。

 松本はその対談も「読んだことがあります」チェック済み。球団の評価はアマNo・1捕手。売りは強肩強打だ。「周りから信頼される捕手になりたい」。将棋で培った頭脳をリードに生かし「古田2世」の道を歩む。(川手 達矢)

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