【選考経過】オリドラ1JR東日本・田嶋ら社会人ベストナイン

[ 2017年12月8日 09:12 ]

JR東日本の田嶋
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 2017年度社会人野球表彰(主催・日本野球連盟、共催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、協賛・シチズン時計)のベストナイン部門が7日、発表された。オリックスにドラフト1位で入団するJR東日本・田嶋大樹投手(21)らが受賞した。14日に都内で表彰式が行われる。

 【選考経過】

 <投手>最多奪三振の田嶋、最多勝の臼井(東京ガス)、2大大会で優秀選手賞を獲得した堀(NTT東日本)の三つ巴。都市対抗で優秀選手賞を獲得し、日本代表としても活躍した田嶋が一歩上回った。

 <捕手>昨年受賞者で今年も11打点と勝負強さを見せた山内(東京ガス)と捕手部門最高打率・326を残した辻野(Honda)の争い。対象大会全てで複数安打を放ち、若手投手陣を好リードした山内が選ばれた。

 <一塁手>2大大会ともに優秀選手賞、都市対抗で打撃賞を獲得した喜納(NTT東日本)が満場一致で選出された。都市対抗では4番として打率・450で優勝に貢献。日本選手権でも打率・375と安定感が光った。

 <二塁手>年間最多タイの5本塁打を放ち、日本選手権で優秀選手賞を獲得した法兼(パナソニック)が1年目で栄誉を勝ち取った。打率は二塁手部門トップの・340で、打点も6位タイの13打点と勝負強さを見せた。

 <三塁手>都市対抗で久慈賞と優秀選手賞に輝いた北川(日本通運)が抜け出した。小室(JR東日本)は年間打率・358と北川の・328を上回ったが、北川は2位タイの6二塁打、3位タイの12得点も評価された。

 <遊撃手>都市対抗で橋戸賞と首位打者賞(打率・550)を獲得して優勝に導いた福田(NTT東日本)が文句なしで選出。福田と同じく3位タイの20安打を放った藤岡(トヨタ自動車)らに貢献度で勝った。

 <外野手>年間打率・365の神里(日本生命)、日本選手権でMVP、首位打者賞を獲得して優勝に貢献した多木(トヨタ自動車)がまず選出。伊藤(NTT東日本)は2大大会で9打点の勝負強さが評価された。

 <指名打者>2年連続最多打点賞の関本(日本通運)と安打、打点ともに2位の松本(Honda鈴鹿)が争った。関本は年間打率・316と松本の・412を下回ったが、全大会で本塁打した点が評価された。

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2017年12月8日のニュース