マレーロ 弾丸ライナーで10万号 踏み忘れ”幻の1号”から「ラッキー」メモリアル弾

[ 2017年9月29日 20:14 ]

パ・リーグ   オリックス―ロッテ ( 2017年9月29日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>6回1死一塁 2ランを放つオリックス・マレーロ
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 記念すべきプロ野球10万号のメモリアル弾を放ったのは、オリックスのクリス・マレーロ外野手(29)だった。

 敵地でのロッテ戦(ZOZOマリン)に「4番・一塁」で先発出場。区切りの10万号まで「あと4本」で迎えたこの日の試合は他会場での2本に続いて、この試合の5回に同僚のT―岡田が9万9999本目となる先制2ランを放って大記録に”リーチ”がかかっていた。

 そして、2―0で迎えた6回、2死一塁の場面でマレーロが打席へ。プロ初先発に臨んだロッテの2年目左腕・成田翔投手(19)が投じたカウント1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めに入った136キロ直球を叩いて今季19号となる2ランを左翼スタンドへ弾丸ライナーで放り込んだ。

 マレーロは6月9日に行われた中日との交流戦(京セラD)で5回無死一塁から左中間スタンドへ逆転の来日1号2ランを放った…と思われたが、本塁を踏み忘れ。スタンドインしたものの記録上は三塁打とされる”幻の本塁打”となった経緯がある。仮にこの踏み忘れがなかったら、T―岡田の放った先制2ランが10万号となるはずだった。

 それだけに「打ったのはストレート。少し打球は低かったけど、いい感じでとらえられたし、打った瞬間いってくれると思ったよ。いい追加点になったね!10万本ホームランまで残り4本だと知っていたし、今日打ったらその可能性が高いと思っていたからね。ラッキーだね!」と大喜びだった。

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