ヤクルト 67年ぶり球団ワーストタイ94敗目 残りは3試合

[ 2017年9月29日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―3広島 ( 2017年9月28日    マツダ )

<広・ヤ>選手交代を告げる真中監督
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 ヤクルトは7連敗で借金50となり、3試合を残して国鉄球団創設1年目の50年以来、67年ぶりの球団ワーストタイ記録となる94敗目を喫した。

 先発の原樹は3回まで完全投球も、不運な当たりにも泣き6回7安打3失点で11敗目。右腕は、退任を表明した伊藤投手コーチに触れ「今の僕があるのは伊藤コーチのおかげでしかない。僕たちの代わりに責任を取るのは悔しい」と下を向いた。

 今季は春季キャンプ中に川端が椎間板ヘルニアで離脱したのをはじめ、バレンティン、畠山、雄平、大引、投手陣でも秋吉、小川、山中ら故障者が続出。10連敗を2度記録し、8月には真中監督の今季限りの退任が決まった。チーム防御率4・16、打率・233はともにリーグ最下位だ。

 後半戦は勝敗よりも来季を見据えた育成に重点を置いているとはいえ、球団ワースト記録の更新は避けたい。指揮官は「まだ3試合あるので、一つでも多くね」と勝利を誓った。

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2017年9月29日のニュース